オール電化
ELECTRIC
ご自宅のエコキュート、
メンテナンスはできていますか?
『エコキュートの寿命は伸ばすことができる』
メンテナンスの方法をご紹介します。
ご自宅のエコキュート
メンテナンスなら、IT通信株式会社
IT通信株式会社では、ご自宅でできるメンテナンスに加えて、電気配線の状態確認や細かい部品の清掃など、ご自分では難しい専門的な部分のチェックまで詳細に対応いたします。
買い替えの時期や費用のご相談なども承っておりますので、エコキュートのご相談ならお気軽にIT通信株式会社までお問い合わせください。
少しでも長く大切に使いたいと考えるなら、点検やメンテナンスは必須。
エコキュートを導入されている方でもメンテナンスはしたことがない、というご家庭も多いかも知れません。
それでもエコキュートを使用することはできますが、通常の寿命よりかなり早く修理が必要になったり、壊れてしまい買い替えなければいけなくなってしまう場合がございます。
またタンク式給湯器のエコキュートはタンク内の汚れが直接使用するお水に影響が出てしまうことからも、日常的なメンテナンスはもちろん、最低でも3年に1度は私達のような業者にメンテナンスのご依頼をいただくことが重要です。
特に下記のような症状はメンテナンスが必須。
ご自分で対処できる場合もございます。
CASE 01
お湯に黒い粉が混ざる
よくご相談をいただく症状のひとつに、お風呂にお湯を溜めていると浴槽の底に黒い粉のようなものが沈んでいるというものがございます。
これは、配管の接続部などに使用されているパッキンが劣化し、崩れたものがお湯に混ざっている状態です。
この症状が出ると既に劣化が始まっており、放置しておくと水漏れの原因になってしまうこともございますので、パッキンを交換しなくてはいけません。
稀にパッキンを交換しても引き続き黒い粉が混ざることがありますが、これは複雑なエコキュートの構造上、どの部分のパッキンが劣化しているのかが分かりずらく、一部のパッキンだけでなく複数のパッキンで劣化が進んでいる可能性があります。
この場合はパッキンの交換では対処が間に合わず、エコキュート自体の買い替えを検討する必要があります。
CASE 02
お湯から異臭がする
貯水タンクの掃除が十分に行われていないと、使用するお湯から異臭がしてくる場合がございます。
しかし、エコキュートに限らずお風呂で使用するお湯が臭う原因は追い焚きを行う配管にあることが多いといわれており、貯水タンクのメンテナンスである水抜きをおこなっても解決されない場合がございます。
そんな時は配管洗浄で解決する場合もございますので、お困りの際は是非お試しください。
またエコキュートを長期間使用しておらず、そのまま放置されている状態から使用すると、異臭のあるお湯になってしまうこともございます。
その場合はエコキュートの中に溜まった水が腐っている場合もございますので、まずは全ての水を排水し、タンクの中を空にしてから再稼働してみてください。
CASE 03
青いお湯が出てくる
稀にお風呂に溜めたお湯が青く見えるといったご相談がございますが、そのほとんどが錯覚で実際には無色透明のお湯の場合が多いです。
水と光の性質による場合浴槽の色がアイボリー系だと、特にはっきりと青に見えてしまう場合があるようです。
また銅が溶け出して青くみえるという説もございますが、お湯が青くなるほど銅が溶け出すことはまずありません。
ただしエコキュートが新しい間は微量に溶け出すことがあり、銅イオンが石鹸と結びつくと青く変色することもあるようです。
この症状はこまめに汚れを落とすうちに落ち着きますので、どうぞご安心ください。
以前問題視された緑青のヒ素ですが、現在の電気精錬では混入することはなく、有害性はありませんのでご安心ください。
CASE 04
断水後にお湯が濁る
配管工事を行なった後など、断水を解除した直後にそのままエコキュートを稼働すると、白く濁ったお湯が出てくることがあります。これは断水により水が汚れてしまったために起こる現象で、そのまま利用するとフィルターの目が詰まってしまうことがあります。
すでに給水してしまった場合は、タンクにあるお水とお湯をすべて抜くことで対応可能です。
この現象は、断水中にエコキュートの「給水配管専用止水栓」を閉じておくことで回避することができます。
断水が終わり次第、洗面所などの蛇口から水を流し、濁りが治ったら「給水配管専用止水栓」を開けてエコキュートの使用が再開できます。
自分でもできる、エコキュートの寿命を伸ばすお手入れ
エコキュートのセルフメンテナンスは年に2・3回行うのが理想です。
メンテナンスと聞くと大変そうなイメージがあるかも知れませんが、実際にゴシゴシと洗う必要はなく、水圧を利用してタンクに沈殿した汚れを取り除くとても簡単な作業です。
下記の通りに4ステップで完了できる簡単な作業ですので、便利なエコキュートを長く使っていくために是非取り入れてみてください。
STEP01
脚部カバーを取り外す
貯水タンクの下部にあるカバーを取り外します。
メーカーにより、ネジを回せば取り外せるものとドライバーが必要なものがございます。
取り扱い説明書又は、ご購入店やメーカーにご確認ください。
STEP02
給水配管専用止水栓を閉める
給水口と排水栓の間にある給水側止水栓を左に90度捻ると給水配管が閉まります。
STEP03
逃し弁を開く
基本的には貯水タンクの上部に設置されている逃し弁を開きます。
逃し弁レバーを上に開き上げると多少流れますが、給水配管専用止水栓を閉めているのですぐに止まります。
STEP04
排水線を開く
勢いよくお湯が流れ出します。
1〜2分立ったら底に溜まった汚れも水圧で落ちていますので、②・③の順に逆に元に戻していきます。
まず先ほど閉めた給水配管専用止水栓を開きます。まだ逃し弁が開いているので水が流れますが、逃し弁を閉めれば止まりますので貯水タンクのお手入れは完了です。
※メーカーにより手順が異なる場合がございますので詳しくはお使いの製品の取り扱い説明書をご参照ください。